フォトグラファー紹介
川口奈津子 Natsuko Kawaguchi (grafeel代表・フォトグラファー)
1980年 | 石川県金沢市生まれ |
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1995年 | 構図構築・デッサン・水彩画の勉強を開始 |
1996年 | 写真の勉強を開始 |
1999年 | 石川県立金沢辰巳丘高等学校 芸術コース 美術専攻卒業 金沢美術工芸大学 デザイン科 入学 |
2002年 | 金沢美術工芸大学 デザイン科 中退後、福井に転居 |
2005年 | 洋食店で厨房スタッフとして勤務 県内外飲食店メニュー撮影開始 |
2007年 | フードコーディネーター資格取得 金沢市食育専門推進委員に任命される 専属カメラマンとして出版社に勤務 |
2008年 | ブライダル撮影開始 |
2010年6月 | grafeel創立 |
2011年3月 | 出版社を退社 grafeelスタジオ兼事務所を開設 ホームページ開設 |
2015年 | 初めて人員拡充し フォトグラファー2名体制に |
2016年9月 | 調理撮影環境強化のため grafeelスタジオを移転拡大 |
2018年 | 業務拡大のため 新メンバーを増員し体制を強化 |
2020年 | grafeelホームページをリニューアル デザイン部門の姉妹店 "peindrole" 始動 新スタジオ建設準備開始 新メンバーを増員し体制を強化 |
2021年5月 | 丸岡に新スタジオが完成 grafeelスタジオを移転拡大 |
2023年9月 | 新メンバーを増員し体制を強化 |
皆さま、はじめまして。
広告写真家チーム"grafeel"主宰の、川口奈津子と申します。
原点は、11歳。
まだ小学生なのに、いろいろ(中学は?高校は??)すっ飛ばして美大進学を決意。
中学時代には絵画塾に通い、構図組みの練習を開始。
美術専攻のある高校に進学し、美大受験のためデッサンと水彩画の練習に打ち込む日々。
高校の恩師からもらった「写真を学ぶとデッサン力が向上する」 という助言を信じ、私は写真の世界に飛び込むことにしました。
スピーディーにバランスの取れた構図を組むこと…
枠内を分割して主役と脇役を作り、奥行きを持たせること…
光と影を思い通りにコントロールすること…。
なるほど確かに、恩師の言葉のとおり写真とデッサンは共通点だらけです!
フィルムカメラでモノクロ撮影だったからこそ、陰影への激しめの拘りと、色彩への憧れが強くなったのかもしれません。
写活が功を奏し、デッサンは順調。
進学した美大ではプロダクトデザインを専攻しました。
描いたデザインを実際に造形したそのあとに待っているのは、自作の製品をより魅力的に撮影してのプレゼンテーション。
重量感、素材感、色味、艶感、機能、使用シーンの想像…。
その全てを数枚の写真だけで表現するには、自分の撮影技術が全く足りず、とても悔しい思いをしました。
そんな試行錯誤を幾度も繰り返すうちに、いつしか撮影の奥深さに魅了されていきました。
その後、美大中退・福井への転居・結婚・2児出産を経て、育児に奮闘しながら洋食店の厨房スタッフとして勤務。
嫁ぎ先家族からの反対が強かったため一度は芸術の道から自分を遠ざけようとしてみたものの、調理の仕事と並行して、メニュー撮影とデザイン制作を担当するようになりました。
・メニュー考案
・撮影用調理
・写真撮影
・メニューデザイン、POPの制作
・実際の販売期間
・反省と改善点の模索
販売促進の全ての過程をすぐそばで経験させてもらい、良くも悪くも、写真の見せ方ひとつで売れ方が激変することを肌で感じました。
写真の無限の力、広告の可能性、キャッチコピーの大切さなど。
予期せず厨房勤務の経験からとても多くのことを学ぶことになり、棚から落ちてきた大量のぼたもちをGET。
料理写真の楽しさにも完全に気づいてしまい、もう気持ちの後戻りが不可能な状態に。
ずっと抑えていた創作活動への意欲を爆発させ、再びアートの世界へと原点回帰!
写真の影響力って、なんて凄いんだろう!!
販促への打開策を拓く工程って、なんて面白いんだろう!!
決めた!
私はカメラと共に生きていく!
そう決めたのは、写真を撮り続けて11年が経った26歳の頃でした。
寄り道、回り道ばかりしてきました。
だけどどんな道を選んでも、いつも"写真"は私の隣で伴走していました。
それまでは目的達成のための道具でしかなかった"写真"が、いつの間にかこんなにも自分を支えてくれている…。
自分の中にある沸々と湧きあがる創作意欲は、写真を撮ることですべて浄化されていく感覚。
美大進学を決意した小学時代にも、画塾に通うようになった中学時代にも、写真を始めるきっかけになった高校時代にも。
それぞれの分岐点に、一人ずつ芸術に精通した恩師との出会いがありました。
全てを自分で選んだような気がしていたけど、いま振り返るといつも背中を押してくれる存在があり、不思議な導きがあったように感じます。
誰か一人との出会いが欠けていたら、今の私は全く別の人生を歩んでいたはずです。
今では、シャッターを切らない日は一日とありません。
もはや身体の一部のような存在です。
これまでの出会いと全ての経験が、今の自分を形作ってくれています。
一枚一枚に感謝と愛情を込め
これから先も、ずっと撮り続けていきたいと思います
川口奈津子
中屋敷唯 Yui Nakayashiki (peindrole代表・デザイナー・フォトグラファー)
【中屋敷唯から皆様へのご挨拶】
カメラマン兼デザイナーの中屋敷唯です。
私は物心ついた時からどこへ行くにも紙と鉛筆を持ち歩き、時間さえあれば自分の好きなキャラクターや漫画を描いていました。
自由に絵を描いているだけで満足だったので、特に将来芸術系の職に就きたいと考えていたわけではありませんでした。
地元の仁愛女子短期大学に入学したのも将来を見据えてではなく、ただただ“絵が好きだから”という単純な理由です。
ですが初めて専門的に学んでいくうち、私たちの身の周りには素敵なデザインが溢れていること、
私とは違う発想で面白い物事を生み出す人たちがたくさんいることを知りました。
そしていつしか、自分も生み出す側の人になりたいという憧れを持つようになっていたのです。
幸運にも、卒業後に初めて就職した会社では販促物を制作しながら、
第一線で活躍するデザイナー・クリエイターの方々とお仕事を通して交流する機会をたくさんいただきました。
その中の一人がgrafeelの川口カメラマンだったのです。
私が求めるイメージ以上の写真を仕上げ、載せる素材が変わるだけでこんなにも制作物が生き生きとするのか!と驚きました。
写真が与える影響を実感した私は、自分でも写真を撮ってみたい!と思いgrafeelの門をたたいたのです。
たくさんのお客様やデザイナーさんとご一緒できるgrafeelでのお仕事は、毎日が新鮮!
どうやったらもっと魅力を伝えられるか、どうしたら目を引く写真が撮れるのか、
これからも試行錯誤しながら一歩一歩進んでいきます。
さらに!grafeelで活動するうちに、色々なご縁に恵まれ、
デザインのお仕事をpeindrole[ペインドロール]という活動名で始めることとなりました。
写真とデザインを一本化できる強みを武器に、お客様の頭の中にある“作りたい”を形にしていけたらと思います。
中屋敷 唯
佐垣友絵 Tomoe Sagaki(フォトグラファー・デザイナー)
2020年9月からgrafeelに参加しました、佐垣友絵と申します。
grafeel代表・川口の写真に憧れて「こんな写真が撮りたい!」と、県境を越えて飛び込んできました。
grafeelでの撮影活動開始と同時に、福井県での新生活が始まりました。
前職では、隣県で印刷物のデザイン製作をしていました。
もともとカメラが趣味だったことから、仕事でも撮影を任されるようになっていきました。
被写体の魅力を最大限に引き出すライティングや演出をし、最高の一瞬を切り取り、多くの方に見ていただく。
商業写真は趣味の写真とはまったく別物で、とても難しくもありましたが、
意図したものが撮れたときは達成感も大きく、本格的に写真を仕事にしたいと思うようになりました。
デザイナーとしての視点を生かし、目的達成や問題解決ができるような “伝わる”写真を撮るフォトグラファーになるのが目標です。
私にとって新しい場所での新しい挑戦、学ぶ姿勢を忘れず進んでいきたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。
石黒拓海 Takumi Ishiguro(フォトグラファー・イラストレーター)
2023年9月からgrafeelに参加した、石黒拓海と申します。
小説や漫画を嗜み、空想を愛する旅人です。
私は子どもの頃から本と絵が大好きで、
その熱はただ読んだり見たりするだけに収まらず、
自作で物語を作っては、小説を執筆・作画・3D制作など、幅広いジャンルで表現をしてきました。
制作活動をするなかで、私は写真にも強く関心を抱くようになり、次第にカメラの世界へと惹き込まれていきます。
そして、grafeel代表の川口との縁をきっかけに、写真表現の旅が始まりました。
前職は、業界ではちょっと異色なデザイナーをしておりました。
アニメチックなキャラクターや背景を描いたり、企業のイメージキャラクターを作っていました。
ヒアリングから制作までトータルで携わらせてもらった経験は、私に大きな気づきをくれました。
それは、積極的なコミュニケーションから生まれるパワーは掛け算だということです。
“三人寄れば文殊の知恵”と云うように、
クライアント様やチームのみんなとコミュニケーションをとることで、
作品はより高い次元へと昇華するのだと痛感しました。
広告写真の世界も、よく似ていると感じます。
現場での熱いセッションから「最高」を創出する過程も、丸ごと楽しみたいです。
幼少期からの表現活動や前職で得た経験を活かしながら、
最高の写真を撮るべく、活動していく所存です。
旅は出会いの連続です。
そして出会いは縁です。
皆さまとの出会いが、素敵なご縁になることを願っております!
石黒拓海
笹尾 康弘 Yasuhiro Sasao(フォトグラファー)
はじめまして。
ここで紹介の皆とはちょっと違った接点からgrafeelで活動している、笹尾 康弘です。
広告写真主体ではなく、風景や観光系、祭りや花火などを中心に撮。
登山や自然、日本の祭りに魅了され、もう随分前から写真を撮ってきました。
機材や撮影グッズの情報収集も好きで、カメラ業界の新情報へのアンテナを常に高く張っています。
重いザックを背負い、カメラ片手にどこへでも出没します。
東京で生まれ、北陸や関東、北海道など、各地を渡り歩いた半生。
親が転勤族だったのも影響してか、フットワークの軽さと忍耐力だけは誰にも負けません。
現在は、両親の生まれ故郷でもある石川県金沢市に拠点を置いています。
会社勤めの傍ら、週2の休日は写真活動に勤しんでおります。
写真展など公募に参加することも多く、嬉しいことにこれまで様々な作品で受賞させていただきました。
【これまでの主な受賞歴】
✨ 石川県庁 × 東京カメラ部 主催
「加賀の国の魅力発見フォトコンテスト」
文化伝統部門 最優秀賞
✨ facebook「日本の美しい風景写真館」
夜景写真部門 年間最優秀賞
✨ NTTぷららひかりTVクラウドC × 東京カメラ部
「美しい四季の彩りフォトコンテスト」特別賞
✨ 越前打ち刃物「第25回 初打ちフォトコンテスト」
福井新聞社賞 受賞
✨ 日本写真百景四季2021
✨ 全国公募 第24回総合写真展
準大賞 受賞
✨ 北國新聞社賞 受賞
・・・など受賞他多数
余談ですが、
grafeel代表の川口は、実は僕の姉です。
一緒に過ごした幼少期は、まさか二人揃って写真家になるとは思いもせず。
もう一人いる姉も遠方で画家をしており、全員が芸術家になるなんて、血縁の不思議を感じています。
互いに無干渉で、全員が自由に過ごしてきたはずなのに。
顔や性格は全く似ていないのでなおさら不思議です。
余談でした。
今後も、人の心を揺さぶる写真を撮って行けたらと思っています。
Instagramやfacebookで不定期に作品をUPしていますので、
お時間の許すときにご覧いただけたら幸いです。
笹尾 康弘